私が1年目にORTとして働き出した際にこのようになりました。→ わからないこと・忘れていることだらけで、早く臨床に慣れたい気持ちはあるけど、何から手を付けたら良いかわからない。
新卒の方の中には、当時の自分と同じような経験をされる方がおられるかなと思い、今回は、そんな私が1年目に試行錯誤して考え出した、臨床に早く慣れるためにおすすめの3つの方法を紹介します。
視能訓練士として働いているが、まだ臨床に慣れていない方にも読んで頂ける内容となっております!
① わからない言葉・略語は、とにかく調べまくる!
働き始めて、特に苦戦したのがカルテに書いてある医師の診察内容です。英語・略語がとにかく多く、何がなんだかわかりません。(笑)
そこで、以下のようなメモ帳にその日わからなかった単語・文章を箇条書きして、空き時間や勤務後に調べるということを繰り返していました。

このような形で調べ続けていると、だんだんとカルテの内容が理解できるようになりました。カルテ内容を早く理解したい方におすすめの方法です。
② メモの内容をまとめ直す時はインデックスシールを使う
1年目や、新しい職場では、施設ごとのルール(操作方法、カルテへの転送方法など)を教えてもらう機会がありますよね!教えてもらっている最中は、メモを取ることに必死なので、後からきれいにまとめ直す方が多いかなと思います。
まとめ直す際におすすめの方法は、『インデックスシールを活用すること』です。
インデックスシールを使うと、


このような形で、見出しを付けることができ、見たい項目が探しやすくなります。
③ いろんな症例のカルテを見る
たくさんの症例に触れることは、臨床に慣れるための近道だと思っています。
空き時間を見つけて、カルテの内容・検査画像を見るようにしていました。電子カルテであれば、自分が検査を行っていない患者さんのカルテも見やすいです!
以下で、OCT画像を例に詳細を書いていきます。
慣れていない時期は!
慣れていない時期は以下の流れがおすすめです。
カルテを開く→診察内容を見て全体の内容をなんとなく把握する→OCT画像を見る→もう一度、診察内容を見て理解を深める。
これを繰り返していると、各疾患のOCT画像のパターンがわかってきます。
先に画像を見て疾患を予想しよう!
慣れてきたら、診察内容を見る前に先にOCT画像を見て、疾患を予想する!
これはかなりおすすめです。朝の勤務前や、勤務後にこれを繰り返して勉強をしていました。
※施設によっては、電子カルテを検査時以外では開かない方がよい所もあるかと思いますが、1人でも多くの方の参考になればと思い、書かせて頂いています。
最後に
今回は、私が1年目に実践していた3つの方法について書かせて頂きました。1つの考え方として、参考にして頂けるとありがたいです。
最後まで、読んで頂きありがとうございました。
