今回は「視能訓練士と就職活動」というテーマ!
就職活動の際は「待遇面」、「勤務地」、「年間休日」、「福利厚生」などが各施設ごとに設定してありますが、いろいろ悩みますよね!私も悩んだことを覚えています。
上記のような求人票に載っている一般的な情報で決められないという人も多いもの。そこで今回は新しい選択肢になればという思いで、「超臨床目線での就活項目」について考えていきます!
超臨床目線での就活項目とは?
結論から言うと「実際に視能訓練士として現場で勤務をしていて感じていること」というイメージです。
現在就職活動をしている方で「いまいちピンと来ない」、「臨床現場を想像しづらい」と感じる方がおられると思います!
就活の際に臨床目線で考えると、
- 施設の規模は?(大学病院、総合、個人クリニック)
- どんな症例が来ることが多い?(その施設の強み)
新たな選択肢となるように今回は私の考える臨床目線での角度から考えた就活の話をまとめてみました!
こういった部分を調べたけど、まだまだ悩んでいる視能訓練士学生さんへ向けて、
今回紹介するのはこの2つ!
わかりやすくなるようシンプルにいきます!
今回紹介するのは以下の2つ!
- 初診時に紹介状が必須の施設か?
- 受付時間に関する条件設定は?
それぞれをまとめていきますね!
①初診時に紹介状が必須の施設か?
1つ目は「初診時に紹介状が必須の施設か?」という内容!
一般的な街のクリニック・医院のイメージは初診時に紹介状がなくても受診できるイメージだと思います。しかし規模の大きい大学病院などの施設では初診時に紹介状が必須の場合があります。
初診時に紹介状が必須ではない施設ではいきなり難症例の患者さんが飛び込みで来院される可能性があるということになります。このケースは経験がないとなかなか対応が難しいです!
臨床で勤務を始めるとどちらもメリット・デメリットはあるので、自分がどういう視能訓練士になりたいかをイメージして、施設のタイプを検討されてみて下さい!
②受付時間に関する条件設定は?
2つ目は「受付時間に関する条件」の話!
前述の通り、大学病院などでは紹介状が必須で完全予約制であることもありますので、これは主に個人眼科クリニックへの就職を検討されている方に向けた内容になります。
個人眼科クリニックでは予約なしでの来院も多くあります。
- 初診の方、再来初診の方は診療終了時間の30分前までに受診して下さい。
- 再診の方は診療終了時間の15分前までに受診して下さい。
- 視野検査、散瞳検査のある方は〇時~〇時の間に受診して下さい。など
このように受付に関する条件設定が丁寧な眼科は個人的にすごく好印象です!診療終了時間ギリギリに患者さんが来る心配がないということは働き出してからのストレスが全然違いますよ!
18時までが診療時間だとして17時59分に初診の人、視野・散瞳検査がある人などが来ると帰宅時間がどんどん遅れていきます。このパターンは私は結構ストレスが溜まります。
【余談】カルテのタイプは電子派?、紙派?
私の個人的な意見としては電子カルテの方が圧倒的に効率よく快適に仕事に取り組めています。
紙カルテを否定するわけではないので、紙カルテ方がよいと思う方もおられると思います!
カルテのタイプも意外と盲点だと思いますので、気になる方は就活の際に意識されるとよいと思います!
悩んだ時は優先順位を付けてみる!
就職活動で悩んでいるという方は、「待遇面」、「勤務地」、「年間休日」、「福利厚生」などの中から自分が優先する項目に順番を付けることがおすすめです。
上記以外では「経験が積めるか?」、「どういう症例が多い施設か?」、「職場の視能訓練士の人数は?」などを気にされる方もおられると思います!
それぞれの項目で優先順位を付けて考えてみて下さい!そしたらご自身の考えがだんだんとまとまってくると思います!
最後に
今回は「視能訓練士と就職活動」というテーマでまとめてみました!
実際には今の世の中、転職がスキルアップにつながるケースも多々ありますので、あくまで最初勤務する施設を決めるくらいのモチベーションもありかなと思います!
とはいえ、新卒としての就職活動は今後の視能訓練士人生に少なからず関わってきますので、悩みながらご自身の納得できる形での就職が決まることを願っています!
今回の内容を1つの考え方として参考にして頂けると嬉しいです。最後まで読んで頂きありがとうございました!