【現役視能訓練士がまとめる】視能訓練士の実際!〜将来性は?給料は?男性は?〜

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視能訓練士についてネットで検索をすると、

「知名度が低い」「眼科でしか働けない」「給料が安い」男性は働きにくいなどのようなマイナス面が書いてある記事や意見を目にすることが多々あります。

  • 上記のことは事実です。
  • ただ、私は「可能性のある職業」だと感じています。

視能訓練士を目指している方が「視能訓練士を目指したい」「頑張ろう」と思って頂けるように、現役視能訓練士の私からみた視能訓練士という職業についてまとめていきます!

目次

ネットで見かけるマイナス面について

よく見かける内容は以下の4つ!

  1. 知名度が低い
  2. 眼科でしか働けない
  3. 給料が安い
  4. 男性は働きにくい

この点は、事実で、現役視能訓練士として働く私もマイナス面と思うことがあります。これらについて私がどのように考えているかを書いていきますね!

知名度が低い

私自身も視能訓練士はマイナーな資格だと感じることは多いです。普段、多職種の方と話をしている中で、視能訓練士を知っている方は眼科関係以外の方ではなかなか出会いません。

知名度が低いことは、ORT学生さんや視能訓練士を目指す方にとってはマイナス要素かもしれませんが、悪い面ばかりではありません。

視能訓練士資格を持つ1人1人の頑張り次第で、この職業の知名度をこれから上げていくことができる!

実際に臨床で働いてみると、視能訓練士はすごく頼りにされる職業!仕事ができるようになれば、あなたがびっくりするくらい頼りにされます!

今はマイナーな資格かもしれませんが、知名度が上がるように頑張っていきましょう!私自身、もっと知名度が上がるよういろんな活動をしていきたいと考えています。

眼科でしか働けない

視能訓練士資格は眼科に特化した資格」です。資格取得後は眼科で働かれる方がほとんどだと思います。

今から視能訓練士を目指そうと思っている方にとっては、眼科限定の資格で、業務独占もないから将来性が不安だと感じる方がおられると思います。

私の体感では、「将来性がない」、「将来がすごく不安」という感覚はないが、考えて行動することは大切!

考えて行動する→ 自分なりの強みを持っておく!

一般の職業同様に、これからの時代は「自分の強み」を持っておくことがとても大切!それが自信待遇面の向上につながり、将来が不安という気持ちは減ってくると思います。

ただし、眼科業界だけでしか働けないという点は事実ですので、そこが気になる方は看護師などの他の資格も含めてしっかり検討をされた方が良いと思います。

給料が安い

給料・待遇面はすごく大事ですよね!

視能訓練士全体の平均年収:378.5万円¹ ⁾

1)日本視能訓練士協会. 視能訓練士実態調査報告書(2020)より

この平均年収を安い・高いと捉えるかはそれぞれ異なると思いますが、私からお伝えできることは、視能訓練士として認められるようになれば、給料面は上がっていく印象であるということです!

私は、「給料=自分の技量への対価」という考え方が一番しっくりきます。

以前にtwitterでも投稿しました!

視能訓練士=給料が安いとは限らない!、一緒に頑張っていきましょう!

*視能訓練士になれば必ず高い給料をもらえるということではなく、努力次第で高い給料をもらえる場合があるということです。

マンツーマン対応の勉強会・相談会を行っています!

男性は働きにくい

視能訓練士資格の特徴の1つに、「女性が多い」というものがあります。

男女比はどのくらいだと思われますか?

男性:15.8%、女性:84.2%となっています。² ⁾

2)日本視能訓練士協会. 視能訓練士実態調査報告書(2020)より

視能訓練士資格取得を検討されている男性の方の中には、「女性が多い資格だけど大丈夫かな?」と思っている方もおられると思います。私もそのうちの1人でした。

実際に臨床で働いてみると、院長の方針や更衣室の関係で「スタッフは女性のみ」の施設もありますが、多くの施設では男性視能訓練士でも問題ないという印象です。

*有資格者の男女比はそこまで気になれなくても大丈夫だと思いますが、養成校や職場は女性が多い環境になる可能性が高いということは念頭に置いておくとよいと思います!

【まとめ】現役視能訓練士からみた視能訓練士という職業

私は視能訓練士という職業は、本当に可能性将来性のある職業」だと思います。

ネット検索でヒットする、「知名度が低い」、「給料が低い」などのマイナス面はこれからどんどん上がる可能性がある要素とも捉えられますよね!

現時点では、視能訓練士資格に業務独占がないため、視能訓練士が1人もいない眼科もあります。この先、視能訓練士資格を持つ1人1人が自分なりに努力して専門性を高めて「眼科検査=視能訓練士」という考え方が広まれば、視能訓練士の職域がどんどん広がっていくのでは?とワクワクしています!

みなさん忙しい毎日を過ごされていると思いますが、1人1人が向上心を持って、頑張っていくことで、視能訓練士の職域拡大、待遇面の向上など新しい可能性が見出せるのではないかなと思っています!

最後に

今回は、マイナス面に対しての不安が少しでも解消されればという思いで、「現役視能訓練士からみた視能訓練士という職業についてまとめてみました。

zoomを使った勉強会・相談会を主催していますので、もっと詳しい内容が聞いてみたいという方は下記のリンクをクリックしてみて下さい!

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