大学・専門学校に入りたての頃は、勉強内容がより専門的になるため、勉強法について悩まれる方が多いと思います。1年生のうちに勉強法を身に付けておくと、学年が上がって勉強量が増えても対応できると考えています。自分自身、最初は自分に合った勉強法が見つからず勉強の効率が悪かったことを覚えています。
そんな経験を踏まえて、今回は、僕が学生時代に実践していた勉強法を3つ紹介していきます!
3つの勉強法について
①勉強は学校で終わらせる
いきなりですが、みなさんは、学校の課題やノートまとめを家でしようと思い帰宅したが、結局ダラダラしてしまい、何もできなかったという経験がありませんか?
1つ目は、やるべきことを学校で先に終わらせて、家に帰った後は勉強せずにゆっくり過ごすという方法です。
その日の授業内容は、その日に学校で終わらせるようにする!私が通っていた学校は20時まで開いており、教室や図書館で勉強をしていました。
この方法は、生活にメリハリがつき、普段の教室や図書館は人が少なく集中しやすいのでおすすめです。いきなり毎日はきついと感じる方もいると思うので、週2日くらいから始めてみるのも良いかなと思います。
②教科書・参考書に直接書き込む
2つ目は、授業中に、先生が口頭で述べた重要なことは教科書・参考書に直接書き込むという方法です!
この方法を日頃から行っておくと、テスト前など、勉強を効率良く進める必要がある際に、教科書を開くだけで、教科書の内容+α の内容が書かれているのでおすすめです。
参考書の例として、ここでは国家試験用の「視能訓練士セルフアセスメント」について書いてみます。問題の答え合わせをする際にアセスメントの解説欄だけではうまく理解ができず、教科書やノートで調べることがあると思います。調べた内容をアセスメントの解説欄に書き込んで、自分のための解説を作っていました。長時間をかけて通学されている方は電車やバスで勉強をすることがあると思います。私も片道2時間弱かけて通学をしていました。そんな時に上記のように書き込んでおけば、教科書またはアセスメント1冊のみで効率よく勉強ができます!その際に、教科書の本のタイトルとページ数も書き込んでおくと、後で見返す時に使いやすいと思います。
※教科書・参考書をきれいに使いたいという方もいらっしゃると思いますので、この方法が当てはまらない学生さんもいると思いますが、1人でも多くの方の参考になればと思い、書かせて頂いています。
③理解している内容を人に教える【1番おすすめ!】
【今回紹介する中で、1番おすすめの方法です!】
3つ目は、自分が理解できている内容を人に口頭で教えるという方法です!
学校に入り、勉強を進めていると、自分が理解できている項目がだんだんわかってくると思います。
例えば、1年生の最初に出てくるパワークロスについて、自分なりに考え方が理解でき、文章問題を解けるようになっているとします。
このような状況で、人に教えようとすると、自分は内容を理解しており、相手に伝わるよう話をしているつもりなのに、相手に伝わらない・理解してもらえないことが多々あります。私が人に教えようとした時も初めの頃はそうなりました。
なぜそんなことになるのか?⇒ 相手(この場合はパワークロスを理解することが難しい人)の立場になって説明をする必要があり、自分が理解している内容を相手にわかるよう噛み砕いて伝えないといけないからです。
この、『内容を噛み砕く』という作業(相手に伝わる言い方)ができるようになることで、自分が理解できている項目をより理解することにつながると考えています。
最後に
今回は、僕が学生時代に実践していた勉強法を書いてみました。視能訓練士を目指す学生の方の中には、勉強が難しいと感じている方・もっと効率よく勉強を進めたいと思っている方がおられると思います。自分に合った勉強法を早い段階で見つけることで、より効率よく知識を身に付けることができると思いますので、今回の内容も参考にして頂ければと思います。
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